カタログに掲載している新しい商品のなかにショッパー紙袋があります。これももちろんインドネシアの自社工場で制作をしています。しっとりとしたタッチが印象に残る上質な触感紙を採用しています。このショッパー袋には特筆すべき点が3点あります。
1つ目はこれまでにないサイズ感です。小さなジュエリーケースにフィットするこの特別なサイズ感は、既製品では当社のもの以外には存在しない特別サイズです。2つ目に挙げられるのは、材質の質感です。採用したのはイタリア【FEDELIGONI社】の厚めの触感紙です。日本にもたくさんの特殊洋紙がありますが、このようなヌメりあるしっとりとした触感のある紙は非常に珍しく、さすがにイタリア製の紙とあって高級化粧ブランド用パッケージのような上品さがあります。
そして3つ目の特長は、大きなエリアで箔押し印刷ができることです。手元にあるショッパー袋を確認してみてもらえればわかるのですが、紙袋は折りたたむと両脇と底面の折重なり部分に厚みができて段差が生じます。また、持ち手になる紐も箔押し加工をする際に段差を生じさせるので、本来は安価で小ロットに対応できる箔押し印刷ができなくなります。大きなエリアで自由に印刷デザインをするには、紙袋を組む前に平面の状態で箔押しをする必要がありますが、100枚の小ロットで、この手間をかけるスキームの提案は当社以外にはありません。
商品詳細
ペーパーバッグ SPB01.02.03
三栄ケースウェブカタログ
https://san-ei-case.com/book/#target/page_no=1
パッケージのご相談をいただいている【MOOD】のオーナーデザイナー植草淳那さんが新しく展開するブランド【SINKIROW】で、新商品のVカット箱と一緒に、このショッパー袋をご採用いただきました。
MOOD / Junna Uekusa
https://www.instagram.com/good_mood.design?igsh=MXA5Y2Nwamcyb3kxOA==
SINKIROW
SINKIROW / Kobe Japan
画像でご覧いただけるとおり、ブランドロゴは植草さんにご指示いただいたとおり、右側に寄せるレイアウトで箔押をしました。FEDELIGONIの紙の質感も上品だというご評価をいただき、仕上がりにとてもご満足いただけました。この事例のように、当社ではパッケージだけに留まらず、みなさまの企業ブランディングに寄与する周辺の販促アイテムについても、積極的にご相談をお聞きするようにしております。