新年明けましておめでとうございます。このブログを見てくださっているみなさま、お仕事を通じてご縁をいただいているみなさまにも、旧年中は大変お世話になりましてありがとうございました。今年もすべての方のお役にたてるよう、そして安心していただけ信頼していただけるようなはたらきをしたいと、メンバー全員でがんばりますのでどうかよろしくお願い申し上げます。
2023年は1月6日金曜日より営業を開始しています。年末28日からの8日間のお休みでしたので、ゆったりとお休みを過ごすことができました。休み中にしようと決めたいくつかの課題 ― 本をまとめて読む、いくつかの文章を書く、娘と毎日英会話の練習をする、家事に積極参加する、置き去りにしてきた雑務を処理する、Netflixのドラマ”first Love” 全話を観る…等、をこなしつつ、事前に用意していたお酒をおせち料理と一緒に楽しみました。
さて、今年2023年はどんな年になるでしょうか。前回のブログでも言及しましたが、2022年に生じ出た様々なひずみは、それぞれ着地点どころか方向性も見えないまま持ち越されていますので、今年も激動の年になるのではないかと思っています。ですが、結局のところ、未来に起こることの予測など有識者や学者でさえままならないことですし、未来予想そのものがなにかを生み出すわけでもないので、今年も目の前の課題に集中して、それをひとつずつ淡々とこなしていく日々を今年も続けていきたいと思っています。
今年のトピックとして、国の補助を受けてあたらしく取り組む2つの事業があります。一つは販売管理および在庫管理を司る社内システムのアップグレードです。DX=デジタルトランスフォーメンションという言葉が独り歩きしている感もありますが、従来業務のデジタル化は、企業の業態や事業規模、設計を試みるメンバーのリテラシーに深くかかわっていて、それぞれがオリジナルなものとなります。業務改善を着想できて実現しようというメンバーが数名社内にいなければ、始まらないことなので、こういう企てができることを幸せなことだと感じています。春までに試運転から運用を開始する予定です。
もう一つは、iphoneのパッケージに代表される、箱のエッジが鋭くシャープなVカット箱を製造する設備の導入です。デザインの業界の方なら、Vカット箱の醸し出すプレミアム感について説明は不要でしょう。2月に設備を設置する予定です。弊社は樹脂や木材をつかったケースだけでなく、紙製の貼箱もつくりますが、Vカットはケースのプレミアム感と、紙箱のエコ要素の両方を兼ね備えた新しい加工技術です。小ロットのご要望に対応できる製造体制を実現して、当社の製造技術に加えることで、ブランド用販促品のプレミアム感を損なうことなく、サステナビリティ―も満たした販促品のご提供を開始できるようにと考えています。
これらのこと以外でも大小さまざまな新しいことに果敢にチャレンジしていくつもりです。したことがなくて、ちょっとした背伸びを要する、短期間では達成できないこと、可能性を有するタネを今年もたくさん見出して、コツコツと粘り強く取り組むことで、みなさまのお役に立って、さらなる信頼を醸成できるようメンバー全員で精一杯がんばるつもりです。どうかみなさま今年もよろしくお願いいたします。